Shopify アプリストアにある何千ものアプリ。どれも皆さまのネットショップの運営やマーケティングなどに役に立つものばかりです。でも、どのアプリを選んでいいのかや、どの機能が足りないのかなど、すぐには見極められないことも多いと思います。今回は私たちのパートナーでもある株式会社BENLYさまの福岡支社制作チーム「TONYBASE」で紹介されているアプリを皆さまにお届けします。ぜひ、チェックしてみてください!(※アプリの機能や料金体系は変わる可能性がありますので、最新の状況については各アプリページを必ずご確認ください。)
「Bulk Discounts」クーポンコード作成
Bulk Discounts(カスタム)
ソーシャルキャンペーンなどに使う、割引クーポンコードを簡単に作成できるアプリ。Shopifyストア管理者に一度に最大25万の割引コードが作成できます。ランダムコードから、店舗のイベントに合ったテキストコードを作成できます。
(※SummerSaleのイベントに使用する場合、「SummerSale-3820474defa6」と冒頭のテキストをイベントに合わせた文言にカスタマイズ可能)
最初の割引セットは無料です。その後、割引セットごとに1回の支払いです。
- 最大10,000コード:$ 1.00
- 10,000~100,000のコード:$ 3.00
- 100,000~250,000のコード:$ 5.00
このアプリでできること
- 割引コードセットをいつでもCSVファイルとしてエクスポートできます。
- プロモーションコードをカスタマイズ。割引額、ルール、適用されるコレクションなどを設定します。
- シーズン、イベントごとにいくつ割引コードを発行したか管理できます。
- 例)spring 2017 [1000 codes created]
まとめ
イベントやキャンペーンなどの割引クーポンを発行することで、販促に役立ちますし、より多くの購入やリピート率の向上にも繋がると思います。
「Consistent Cart」デバイス間のカート同期
Consistent Cart(無料~$14/月額)
端末が変わっても、お買い物かごに入れた商品をそのまま引き継がせることができるアプリです。
外出先でスマホからあなたのお店の商品を買い物かごに入れ、お会計前でストップしていたとします。
帰宅後、PCで再度お店を訪れると、買い物かごの中は空っぽ…。
この状態になってしまうと、お客様はあなたのページでの購入を断念します。
しかし、このアプリを入れておけば、お客様が端末を変えて閲覧したり、ログアウト後に再度ログインしても、以前のデータを引き継いでくれます。
また、アクティビティモニターというものが利用できます。この機能を使えば、あなたのお店に訪れるお客様の導線をみることができます。
- カートに追加されるアイテムと誰によって追加されているのか
- 匿名のユーザーだけでなく、メールアドレスを取得しているユーザー
- 最も人気のある商品とカテゴリー
- Abandon Cartのメールや通知を有効にした場合、その顧客の動向
- すべてのカート履歴をエクスポートする機能
有料で導入すると、他にも使える機能が拡張されます。
このアプリでできること
- デバイスが違ってもお買い物かごデータを一貫して使用
- お客様の来店時動向の分析
まとめ
お客様が細切れの時間で購入手続きを進められる環境と、来訪データの取得で、お客様満足度とコンバージョンレートを上げられるツールと言えそうです。
「Customer Pricing (Wholesale & VIP Pricing)」会員ランクごとの卸売り価格設定

Customer Pricing (Wholesale & VIP Pricing)($29.99 – $49.99/月額)
会員ランクをいくつか設定したい場合に適したアプリです。
特定のタグが付いた会員がログインすると、そのタグがついたお客様だけが購入できる価格で商品ページが表示されます。
例えば、VIPというタグが付いたお客様がログインすると、VIPのお客様だけが購入可能な割引価格でページを表示します。
VIPタグが付いていない別のお客様がログインし、同じ商品を閲覧しても、価格はVIPのお客様価格にはなりません。
通常価格or別のタグが設定されていれば、そのタグの価格が表示されます。
また、会員ランクも手動・自動で多数設定することが可能です。
商品グループ別に割引率を変更することも可能です。(靴を10%off、衣類を15%offなど)
このアプリでできること
- 保有タグに応じた商品ページの表示
- 会員ランクや価格の複数設定
- 店舗全体・特定のコレクション・商品タイプ・ブランド・選択した商品など、細かな分類での価格設定
まとめ
ベーシックバージョンとプレミアムバージョンで金額とできる内容が異なります。お客様がサイトに滞在した時間・購入した回数・購入した商品によって自動でタグ付け、個々の製品・バリエーションの価格設定、スプレッドシートからの価格インポート機能が必要な場合は「プレミアムバージョン」が必要となりそうです。
「Gift Wizard」オンラインギフトカードの販売
Gift Wizard(無料~/月額)
あなたのお店で使用できるギフトカードや、送り主が送る商品を指定したギフトカードを送ることができます。
また、送り主について・どんなお店や商品の種類なのか・やりとりに関すること…考えられるすべての情報を収集します。
そこから、Facebook、Google、Gmail、その他のプラットフォームで、贈り物の受信者をターゲットにした広告キャンペーンを展開。
可能性のある顧客に、店舗で最も購入する可能性が高いときに正確にキャンペーンのギフトカードを送信する機能もあります。
※基本対応言語は英語です。
※全プランで7日間の無料トライアルあり
※4つの料金プランから選択できます。
- Basicプラン(拡張ギフトカード、最大20ギフト/月) – $9.99 /月
- Small Businessプラン(eギフトサービス、ブランドギフトカード、最大80ギフト/月) – $29.99 /月
- Proプラン(マーケティングツール、フルデザインのカスタマイズ、最大200トランザクション/月) – $99.99 /月
- Premiumプラン(カスタマーエンゲージメントツール、アニメーション、無制限トランザクション/月) – $299.99 /月
このアプリでできること
- 購入可能性を最大限に高めるために、誕生日・バレンタインデー・祝日など、購買が見込める時期に自動でギフトカードとギフトクーポンキャンペーンを確立
- 販売および割引を提供して、ギフトカードの購入をインセンティブ化($100の価値があるカードを、$85で販売する。または$100のギフトカードを購入して、無料の$10ギフトカードを提供する。)
- ギフトカードの受取人にギフトカードの残高を通知
- 各商品ページの「ギフトとして送る」ボタンをクリックすると、サイト上で直接ギフトを購入可能
- 美しくパーソナライズされたギフトのお知らせを受信者に直接送信
まとめ
インターネットを介してギフトカードを送ったり、贈り物をしたり…プレゼントを贈る環境も近年進化してきました。一般的なサービスツールがショップ内に整い、ギフト需要のある商品を展開している店舗には売上を促進するツールとなりそうです。
「Klaviyo Email Marketing for Shopify」メールマーケティング
Klaviyo Email Marketing for Shopify(無料~/月額)
Shopifyのデータを使用して、放棄されたカートの電子メールを送信したり、パーソナライズされたおすすめ商品を作成したり、購入後のエンゲージメントキャンペーンを提供する、データ駆動のマーケティングアプリです。
※アプリ内で使用されている言語は英語
すべてのShopifyデータを数分でマーケティングプラットフォームに取り込むことができます。
独自の開発は必要ありません。
また、実際のShopifyトランザクションに基づいてすぐに使用できるレポートを提供します。
※最大250件の連絡先/ 500件のメール送信が無料。
有料プランは、連絡先の数と送信するメールの数に基づいています。
複数のメールリストに同じ人が登録されている場合でも、登録数に応じた料金を請求することはありません。
このアプリでできること
- テンプレートビルダーと分析ツールを使用して、ニュースレターを簡単に構築、パーソナライズ、送信、分析
- 組み込みのWebトラッキングを利用して、お客様が見ている製品とカテゴリに基づいてメールを送信
- 電子メールをパーソナライズするために、過去に類似客が購入したものに基づいて、おすすめ製品を提案
- すでに何を購入し、何を購入していないか、あなたのお店で何を探したかの統計に基づく強力なセグメンテーション
- キャンペーンの結果集計(お客様がモバイルでメールを読んでデスクトップで購入した場合も集計可能)
まとめ
メール作成テンプレートで簡単に構成が出来るので、お店のコンセプトにあったフォーマットを作成できそうです。
「Mobile App Creator」Shopifyサイトをアプリ化
Mobile App Creator(無料~/月額)
あなたのお店のiOSとAndroidのアプリを作成するshopifyアプリです。
アプリ内でできる機能も充実しています。
- 商品詳細ページに、商品レビューを表示
- (サポートされているアプリ)Shopify Reviews, Stamped.io & Yotpo reviews
- お客様がshopifyのサイト同様、アプリ上のページからもロイヤルティプログラムの詳細にアクセス
- アプリ作成後、デスクトップ・モバイルの両方のウェブサイトにバナーを追加し、アプリのダウンロード/インストールを促進することでアプリの宣伝可能
- Apple PayやAndroid Payを利用可能
- Facebook、Twitter、Instagram、Youtube、Vimeo、SoundCloudのフィードをモバイルアプリに追加
- アプリ特有の「プッシュ通知」に対応
他にも、Googleアナリティクス、母国語の翻訳サポートなど、機能も多数充実しています。
※通常の対応は英語
※無料トライアルができるプレビューアプリあり
プランは3種類(下記は1か月分の料金)
- starterプラン…$103
- growthプラン…$159
- powerプラン…$239
- enterpriseプラン…要見積
このアプリでできること
- Shopifyで作成したお店をアプリとして作成する
- 各アプリに合わせた決済方法を追加
まとめ
2017年、Shopifyストアの訪問者の69%がスマホから来ていると言われています。販売ツールを増やすことによって、さらにお客様のお買い物スタイルに合う環境が増え、決済を完了するまでのハードルも下げることが出来そうです。
「Notify Me」在庫僅少商品の通知
Notify Me(無料~/月額)
製品が在庫切れになった時に自動的に指定のアドレスにメールを送信し、在庫切れ製品を知らせてくれるアプリです。また、設定をすれば在庫が指定の個数になった時点でお知らせが送信されます。
(在庫が警告レベルを下回り通知が送られて来るまでは、最大で1時間)
在庫調整をする時間の短縮・在庫切れ状態になるのを抑止します。
※アプリ内の基本使用言語は英語です。
※7日間の無料トライアルあり。
※いくつかのプランがあり、商品量・機能によって金額が異なります。
このアプリでできること
- 警告レベルに達した製品ごとに、社内担当者へ通知を送信
- CSV機能として商品情報のエクスポート
- 在庫切れ商品のメールリマインダとWebプッシュ通知リマインダーでストア所有者のみに通知
- 在庫警告レベルの設定
- メール内容にSKUとベンダー名の記載
- (オプション)メール通知の件名を変更
- (有料プラン)リマインダー用に複数のメールアドレスを設定
- (有料プラン)複数の在庫警告レベルの設定
- メールリマインダーから在庫を変更
- 商品/バリアント別に在庫警告レベルを設定
- (有料プラン)商品/バリアントの在庫切れ時にインスタントリマインダーで通知
まとめ
在庫切れのチェック作業は時間も労力もかかる作業で、販売商品が多い店舗には大変な業務です。業務負担を減らすだけでなく、お客様への売り逃しも同時に抑えられそうです。
「Social Autopilot」Twitterへの自動投稿
Social Autopilot(無料/月額)
新しい製品や更新された製品を自動的にTwitterに投稿して時間を節約することができます。
投稿を公開するたびに、作成したさまざまなメッセージでランダムな間隔でツイートします。
永遠にバックグラウンドで実行され、再びアプリをタッチする必要はありません。
このアプリでできること
- ワンクリックでブログ記事や新しく更新された製品のお知らせを宣伝します。
- 他のアプリとは違って、好きな時間に間隔を設定することができます。
- 複数のテンプレートを作成することができますので、毎回異なったメッセージの投稿が可能です。
- アプリをインストールしたら、ボタンをクリックしてTwitterアカウントに接続してください。次に、ブログや製品のアナウンスのためのさまざまなテンプレートを作成します。
まとめ
新製品やブログ記事を自動的につぶやくことができるので、時間の節約、効率UPができるアプリです。複数のテンプレートの使い分けにより、いかにも機械が作った文章という印象を与えずに投稿できます。
よくある質問
Shopifyアプリストアには何種類のアプリがありますか?
日本語で使えるアプリは何種類ありますか?
どのアプリを入れれば良いですか?
日本語で使えるアプリはどのように調べれば良いですか?
新しいアプリの情報はどこで手に入れれば良いですか?

(BENLYについて)
海外に展開する3,000社の越境ECを支援している東京人形町と福岡に拠点を置く会社です。東京では海外配送・海外カスタマー代行といった実務のサポートと海外向け日本紹介メディア「LiiiFE(http://liiife.tv/ )」の運営を、福岡ではShopifyを中心として越境ECサイト制作を行なっております。制作から実務・PRまで一気通貫でサポートできるのが特長です。また自社メディア「Shopify Lab.(https://tony-base.com/#lab )」ではShopifyに関するお役立ち情報を定期的に発信しております。