金沢カレーブームを日本で巻き起こし、ニューヨークへ展開。現地でも爆発的な人気を誇るゴーゴーカレー。圧倒的な美味しさを追求する彼らの次なる挑戦はどのようなものなのでしょうか。
ゴーゴーカレーグループ代表取締役の宮森宏和さん、そしてそのECサイトを構築された国内3番目のShopify エキスパートでもあるコマースメディア株式会社様にお話を伺いました。
ーーゴーゴーカレーをはじめたきっかけを教えてください
元々は旅行会社に勤めていたのですが、サラリーマン時代に地元石川県のスーパースターである松井秀喜選手が読売ジャイアンツからニューヨーク・ヤンキースに移籍して開幕戦で打った満塁ホームランを見て感動して、「自分も一番になろう。メジャーになろう」と思って、独立を決めました。
野球でメジャーになることはもちろんできませんでしたが、ビジネスの世界でならメジャーになれるということで色んなビジネスを考えました。その中で普段から食べている自分の好きな金沢カレーが、松井さんも好きだと聞きました。カレーは日本の国民食と言われるほど浸透しているので、どうせやるなら自分の好きなこのカレーで世界を目指そうと、メジャーになってやろうと思い、ゴーゴーカレーをはじめました。
ーー今までで一番大きなチャレンジを教えてください
今までで一番大きなチャレンジはニューヨークへ出店したことですかね。相当大変だったしオープンしてからも本当に苦労の連続でした。想像以上のことが毎日起こるような感じでした。やはり文化も違いますし、考え方も日本とはまったく異なります。思い通りにまったくならないし、時間通りに動かない。約束が守られない。いろんなハードルがありました。でも今思えばそれがすべて私たちの筋肉になっているし、いい経験だったとは思います。
ーーどうやってハードルを乗り越えたのですか
乗り越えることができたのは世界一になるという強い志とビジョン、そして信じてくれる仲間がいたからです。何度かくじけそうになったりとかやめようとなったこともありました。しかし、日本から応援してくれる人もいたし従業員や仲間、友人からの励ましで、あともう1日頑張ろうとか、もうちょっと頑張ってみようということで前に進みことができ、夢を叶えることができました。
ーーゴーゴーカレーの目標を教えてください
我々はカレーで世界を元気にしたいです。では、どうやって元気にするのかというとまずは美味しいものを食べてもらうこと。かつ健康であるものを食べてもらうことです。それで人々の心と身体を元気にしたいです。仕事をする人、頑張る人、スポーツをする人などの後押しができる元気の源となって貢献していきたい。そして、日本だけではなく世界にも出していき、世界の平和に貢献していきたいと考えています。