小売業者にとって、POS(ポス)レジ導入は業務の効率化やデータ管理などさまざまなメリットがあります。
一方で、「仕組みや使える機能がわかりにくい」「POSレジの選び方がわからない」といった声も少なくありません。
この記事では、POSレジとは何かやその仕組みと機能、導入する際のポイントについて解説しています。
おすすめのレジサービスやアプリも紹介していますので、POSレジ導入を考えている方はぜひ参考にしてください。
POSレジは、商品の販売管理だけでなく、在庫管理や売上分析、顧客管理など、店舗運営を効率化するために欠かせないシステムです。
近年では、クラウド型POSレジの普及により、実店舗とECサイトの在庫や顧客情報を一元管理する企業も増えています。
一方で、POSレジにはターミナル型やタブレット型、クラウド型など複数の種類があり、機能や費用、拡張性もサービスごとに異なります。
そのため、自社の業態や店舗規模に適したPOSレジを選ぶことが重要です。
本記事では、POSレジの仕組みや主な機能、種類ごとの特徴、導入時の比較ポイント、おすすめのPOSレジサービス・アプリまで詳しく解説します。
実店舗とECを連携した効率的な運営を目指す方は、ぜひ資料ダウンロードをご活用ください。
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自社に合ったPOSレジを選ぶポイントについては、「POSレジ比較ガイド」も参考にしてください。
POSレジ比較の完全ガイド|主要製品の料金・機能マトリクスと選定フロー
POSレジとは
POSレジとは、販売時の代金計算やお金の管理に加えて、商品情報や顧客情報などのデータを記録し、集計可能とするレジシステムのことです。
POSは「Point of Sale」の頭文字で、日本語では「販売時点情報管理」と呼ばれます。
売上や販売数を即時にデータ化することで、リアルタイムの在庫数を把握できるようにしたり、集まったデータを活用して商品ごとの売れ行きや顧客層などのマーケティング分析につなげたりできるようになります。
POSレジの仕組み
POSレジは、会計を行うと同時に「いつ、誰が、何を、いくらで、何個」購入したかといった販売情報を記録する仕組みとなっています。
これらの情報には、売り上げた商品名や単価、数量、販売日時だけでなく、担当者情報や店舗情報、顧客情報を紐づけることも可能です。
商品のバーコードを読み取ることで細かな商品情報を呼び出せる機能を応用すれば、在庫管理や棚卸の効率化にも役立ちます。
近年はIT機器としての多機能化が進んでおり、キャッシュレス決済やクレジット端末の接続、ERPやマーケティングといった業務システムとのPOSデータ連携など、必要に応じて機能や機器を追加できる点も特徴です。
また、ネットワークを通じて複数店舗のデータをサーバーへ集約・蓄積することもできます。
POSレジとレジスター、POSシステムの違い
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POSレジとレジスターの違い:もともとのレジスターは、代金の計算機能と、現金を保管するための金庫としての役割を兼ねる機械です。
POSレジはそれに加えて、販売情報や顧客情報、在庫情報を記録する機能を備えています。
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POSレジとPOSシステムの違い:POSレジは商品のバーコードスキャンや決済、売上金の計算など会計業務を行える端末で、POSシステムはそこからデータを受け取り、管理や分析などを行うシステムのことです。
レジ端末とその裏側を支えるシステムを含めた全体を、POSシステムと呼ぶこともあります。
POSレジ(Point of Sale)は、商品の販売情報をリアルタイムで記録・管理するシステムです。単なる会計機能だけではなく、売上分析や在庫管理、顧客管理など、多くの店舗運営機能を備えていることが特徴です。
近年ではクラウド型POSレジが主流となり、スマートフォンやタブレットから売上状況を確認したり、ECサイトや基幹システムと連携したりできるサービスも増えています。
POSレジの基本的な仕組みや役割を理解することで、自社の業務改善や販売戦略にどのように活用できるかが見えてきます。
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POSシステム全体の仕組みや導入メリットについては、「POSシステムガイド」もご覧ください。
POSシステムとは|種類・機能・選び方とEC連携で実現するオムニチャネル
POSレジの機能
レジ(会計)
商品のバーコードのスキャンや購入代金の計算、レシート発行などのレジ機能は、POSレジの主要機能の一つです。
従来のレジスターの機能にあたるもので、お釣りの自動払い出しが可能な機種もあります。
さらに、商品データベースをもとに軽減税率や標準税率を自動的に選択・算出する機能がついているものもあります。
キャッシュレス決済
キャッシュレス決済端末を連動させたPOSレジは、会計業務の円滑化にも最適です。
金額が自動的に決済端末に反映されるため、スタッフが金額を入力する手間やミスを減らすことにもつながります。
通常、支払い方法ごとに行う必要のある売上集計も、決済端末とPOSレジを連動させれば一元管理でき、業務効率化が実現します。
オーダーエントリーシステム
オーダーエントリーシステムとは、顧客が専用の注文端末やスマホから注文内容を入力できる機能のことです。
飲食店などで導入されることが多く、注文情報は自動で厨房に通知される仕組みとなっています。
オーダーエントリーシステムを使うことで、注文から支払いまでスタッフが関わらずに進めることもでき、一連の流れがスムーズになります。
売上管理
販売された売上情報は、POSレジを通して自動的に集計されます。
POSレジは会計ソフトと連携させることで会計業務に必要な情報が自動で反映され、入力漏れや転記ミスといったヒューマンエラーを防げます。
リアルタイムで売り上げの推移や利益を確認することも可能で、最新の経営状態を確認しながら適切な意思決定を行えます。
POSデータの集計
商品別販売数や購入客層データ、販売時間帯など、さまざまな情報を紐づけて集計することができます。
これらのデータを蓄積・可視化することで、売れ筋商品や来店ピークタイムなどの分析が可能となり、経営戦略やマーケティング戦略の策定に活用できます。
POSレジには、会計処理だけでなく、売上分析や商品管理、在庫管理、顧客情報の管理、スタッフ管理など、多彩な機能が搭載されています。
また、キャッシュレス決済やポイントサービス、予約システム、ECサイトとの連携に対応している製品も多く、店舗運営全体の効率化を実現できます。
業種や店舗規模によって必要な機能は異なるため、自社の課題を整理し、優先順位を決めたうえで最適なPOSレジを選ぶことが重要です。
自社に最適なPOSレジを選びたいという方は、ぜひ資料ダウンロードをご活用ください。
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実店舗とECを連携した販売戦略については、「オムニチャネルガイド」もおすすめです。
オムニチャネルとは|マルチチャネル・OMOとの違いと成功のポイント
商品管理
商品に関する詳細な情報をPOSレジで管理することができます。
バーコードやQRコードをスキャンすることで価格のみならずメーカーや製造年月日などの情報にも即座にアクセスでき、顧客からの問い合わせやメーカーからの自主回収等があった場合にスムーズに対応できます。
POSレジを活用すれば、在庫管理の円滑化も可能です。
販売数に合わせて自動的に在庫数へ反映され、多店舗経営の場合でも遠隔で出入荷や在庫の状況をリアルタイムに把握できます。
在庫数が少なくなった場合に自動で通知や発注を行うこともでき、発注ミスや品切れ、販売機会損失を避けることにもつながります。
顧客管理
商品を購入した顧客の情報を記録したり、会員情報を呼び出したりする顧客管理ツールとしても機能します。
会計操作時に年齢層や性別をスタッフが選択できるほか、あらかじめ登録された会員情報と紐づけて、来店頻度や購入金額、利用時間帯、購買履歴などを記録できます。
これらのデータをもとに、POSを活用したパーソナライゼーションも可能となります。
従業員管理
POSレジには、従業員管理機能がついているものがあります。
この機能では、従業員の出退勤の際の打刻ができる勤怠管理、スタッフごとの顧客対応履歴や売上実績などのデータを管理・記録できます。POSレジで勤怠管理を行うことで、専用ツールの導入が不要となり、経費削減につながります。
また、従業員ごとの売上実績を把握することで、各店舗での人員配置やシフト作成に役立てたり、配置転換の際の参考資料として活用したり、人事業務の効率化が可能となります。
データ分析
POSレジに記録されたデータを分析する機能を使えば、発注数決定や人員配置などの経営判断だけでなく、マーケティングキャンペーン施策の考案にも役立ちます。
例えば年末商戦や連休中の販売戦略を練る際、過去の売上データを元に売上予想をたて、それに合わせて発注数を最適化することができます。
また販売時間帯に関する情報を分析すれば、どの時間帯に人員を多く配置するべきかの判断が可能となるでしょう。
季節による需要変動も把握・分析できるため、シーズンごとの仕入れ数の調整にも重要な情報となります。
さらに、マーケティングキャンペーンを行う際にデータ分析を活用すれば、ターゲット層の来客が多いタイミングを正確に予測する、人気上昇中の商品をリアルタイムでアピールするといった施策も実行できます。
POSレジには、会計処理だけでなく、売上分析や商品管理、在庫管理、顧客情報の管理、スタッフ管理など、多彩な機能が搭載されています。
また、キャッシュレス決済やポイントサービス、予約システム、ECサイトとの連携に対応している製品も多く、店舗運営全体の効率化を実現できます。
業種や店舗規模によって必要な機能は異なるため、自社の課題を整理し、優先順位を決めたうえで最適なPOSレジを選ぶことが重要です。
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オンラインとオフラインを融合した顧客体験については、「OMO戦略ガイド」で詳しく解説しています。
OMO戦略の完全ガイド|O2O・オムニチャネルとの違い、実践フレームワークまで徹底解説
POSレジの種類と費用相場
ターミナル型
据え置き型とも呼ばれるPOSレジで、スーパーやコンビニなど小売店のカウンターに常設されるタイプのものです。
レシートプリンターや現金・クーポン券を保管するキャッシュドロワーなど、さまざまな機材が一体化されている多機能性が特徴です。
必要なものが一通り揃っているため、追加で機材を購入する手間が省けます。
スーパーなどの大型小売店向け、飲食店向けなど業界に特化した製品も展開されており、保守やサポート体制が手厚い傾向にあります。
一方で、機材そのものが大きいことから常設する場所を確保する必要があり、初期費用や運用コスト、故障した場合の修理コストも比較的高くなります。
費用相場
- 初期費用相場:50万円〜100万円程度
- 月額費用:1万円程度〜
パソコン型
パソコンにソフトウェアをインストールし、POSレジとして使用するタイプです。
周辺機器として、パソコンに接続するバーコードリーダーやレシートプリンター、現金等を管理するためのキャッシュドロワーなどを揃える必要があります。
メールや資料作成などに使用してきたパソコンがあればをPOSレジとして流用できるため、初期費用を抑えられる点が特徴です。
一方で、インターネット接続によるウイルス感染や情報漏洩といったリスクがあることから、十分なセキュリティ対策が必要となるでしょう。
費用相場
- 初期費用相場:20万円〜50万円程度
- 月額費用:5千円〜3万円程度
モバイル型
モバイル型とは、タブレット端末やスマホなどの持ち運べる端末に専用アプリをインストールして使用するタイプのPOSレジです。
据え置き型やパソコン型のように設置場所を固定することなく使用でき、必要に応じて持ち運びができます。
店舗の広さが限られている、ポップアップストアで販売する機会がある、キッチンカーなど場所を移動して販売する可能性があるといった場合に最適です。
一方で、パソコン型同様に周辺機器を購入する必要があるものの、初期費用や月額費用などは比較的安価になりやすい傾向にあります。
費用相場
- 初期費用相場:20万円〜30万円程度
- 月額費用:5千円〜2万円程度
POSレジには、従来型の据え置きタイプに加え、タブレット型やクラウド型などさまざまな種類があります。
それぞれ導入費用や月額料金、利用できる機能が異なるため、初期コストだけでなく、ランニングコストや拡張性まで比較することが重要です。
例えば、小規模店舗であれば導入しやすいクラウド型、大規模チェーンであれば高度な分析機能や基幹システム連携に対応したPOSレジが適している場合があります。
自社の運営スタイルに合ったサービスを選ぶことが、長期的なコスト削減にもつながります。
自社の運営スタイルに合ったサービスを選びたいという方は、ぜひ無料相談や資料ダウンロードをご活用ください。
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POSとECを一元管理したい方は、「ユニファイドコマースガイド」も参考になります。
ユニファイドコマースとは|オムニチャネルとの違いとUCP導入の要点
POSレジを導入する際のポイント
必要な機能が備わっているか
POSレジを導入する際、必要な機能が備わっているかどうかをまず確認します。
会計時のPOSレジ使用だけでなく、どのようなデータを活用したいのか、オーダーエントリー機能は必要か、従業員管理はPOSレジ経由かといった点にも着目しましょう。
すでに在庫管理や顧客管理にソフトウェア・アプリを使っている場合は、POSレジとの互換性は必要か、移行を試みるのか、それともPOSレジとは切り離して運用していくのかを明確にする必要があるでしょう。
現状では別で運用する場合でも、将来的に移行や連携を考えている場合には、導入後でも可能かどうかを確認することも重要です。
操作がしやすいか
POSレジは使用頻度が高いため、操作性が重要です。操作ステップが多い場合や、複雑なUIで慣れるまでに時間がかかる場合、タイムロスにつながるだけでなく、社員教育に必要となる時間と経費について考慮しなければなりません。
一方で、誰もが見ただけで直感的に操作できるようなインターフェイスであれば、導入直後からPOSレジを使用できるだけでなく、操作を行うスタッフへの負担も少なくなります。
お試しレンタルなど、導入前にユーザビリティを確認できるサービスや、POSレジ導入の際のトレーニングサービス、マニュアル提供があるかなども確認すると安心です。
初期費用やランニングコストは適切か
初期費用とランニングコスト、修理や保守にかかる費用など、トータルコストが適切かを確認します。
初期費用0円で導入できるPOSレジでも、月額費用や保守費用が高額であったり、初期費用とランニングコストは安いが必要機能の追加が有料オプションであるといったケースも考えられます。
多くの機能を搭載したPOSレジの場合、運用開始前のトレーニングに費用と時間がかかる可能性もあります。
また、現在は必要がない機能でも、ビジネスの成長に合わせて将来的に導入する可能性のあるものに関しても見積もりをとっておくことをおすすめします。
カスタマーサポートは充実しているか
充実したカスタマーサポートは、安定した業務遂行に必要不可欠です。
繁忙期のPOSレジの故障やトラブルは、迅速に解決できないと売上減少や顧客に不信感を与えることにもなりかねません。
必要に応じて、以下のようなカスタマーサポートが充実しているか、自社に必要かどうかを見極めましょう。
- 24時間365日対応しているか
- 電話サポートがあるか
- メールサポートはあるか
- ライブチャットチャットサポートはあるか
- 訪問サポートはあるか
- 動画や文章による専用マニュアルが用意されているか
- 導入時のスタッフトレーニングは行っているか
- FAQページが充実しているか
カスタマーサポートの対応時間や対応内容などの具体的な情報を把握し、店舗に合うものを選ぶことが、安定した営業につながります。
アプリやソフトと連携ができるか
現在使用している、または今後導入する可能性のあるアプリやソフトとの連携ができるかどうかも重要なポイントです。
特に、ECサイトを運営している場合は、カートと連携できるPOSシステムを選びましょう。
ECサイトと店舗の両方で商品を販売している場合に煩雑となりがちな、在庫管理や商品管理を一元化でき、欠品による機会損失などを避けやすくなります。
同様に、現在使用している会計ソフトとの連携ができれば、会計業務の効率化が実現できます。
以下のようなアプリやソフトとの連携ができるかを確認することをおすすめします。
- eコマースプラットフォーム
- 会計ソフト
- 給与計算
- カレンダー
- 在庫管理
- 商品割引
- ロイヤルティプログラム
- メールマーケティング
ビジネスの成長や方向転換に合わせて、必要なソフトやアプリが変わることも考えられます。将来を見据えて連携機能が充実しているかどうかもPOSレジを選ぶ判断基準の一つにすると良いでしょう。
POSレジを導入する際は、価格だけでなく、操作性やサポート体制、外部システムとの連携、将来的な拡張性まで確認することが重要です。
特にECサイトを運営している場合は、在庫や顧客情報をリアルタイムで同期できるかどうかが大きなポイントになります。
また、キャッシュレス決済への対応状況やデータ分析機能なども、店舗運営の効率や売上向上に大きく影響します。
現在の課題だけでなく、今後の店舗展開や事業成長も見据えながら比較検討しましょう。
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オムニチャネルを実践している企業については、「オムニチャネル事例集」もご覧ください。
オムニチャネル事例完全ガイド|成功・失敗パターンと店舗EC統合の実践
おすすめのPOSレジサービス・アプリ一覧
Shopify POS(ショッピファイ ポス)
Shopify POS(ショッピファイ ポス)は、Shopifyが提供するPOSレジシステムです。
ECサイトと実店舗の顧客情報、売上、在庫情報を一元管理でき、業務効率化が実現できます。
Shopifyでストア管理を行っている場合は追加料金や契約は不要で利用が可能です。
なお、モバイル型POSデバイスのPOS Goは、Shopify POSを使用したiPhoneのタッチ決済(日本非対応)へと移行される予定です。
スマレジ
クラウド型POSレジシステムのスマレジは、業種や業態、規模を問わず基本的な会計・売り上げ分析などの機能であれば無料で始めることができます。
有料プランではEC連携や外部サイト連携、セルフレジにも対応しています。
また、クレジットカード、電子マネー、QRコードなどに対応したキャッシュレス決済端末も用意されています。
マルチチャネル化を目指す場合や、ポップアップストア等で店舗販売を試す場合にも利用しやすく、申し込みから約1ヶ月程度で運用開始が可能です。
ユビレジ
iPad専用アプリのユビレジは、シンプルで直感的に操作できるUIが特徴です。
事業の規模を問わずさまざまな業種の事業主に利用されており、対応可能商品点数は1万点以上となっています。
ユビレジとオプション製品は2026年度のデジタル化・AI導入補助金の対象ITツールにも認定されているため、補助金を活用してPOSレジ導入を検討している事業主にも最適です。
現在はさまざまなPOSレジサービスが提供されており、飲食店や小売店、アパレル、EC事業者向けなど、それぞれ得意分野が異なります。
また、クラウド型POSレジの多くは、会計ソフトや予約システム、ECプラットフォームとの連携にも対応しています。
各サービスの特徴や料金、サポート体制、拡張性を比較し、自社の業種や業務フローに最適なPOSレジを選ぶことが重要です。
店舗運営の効率化だけでなく、データを活用した売上改善にもつながります。
「Shopifyの機能を強化したい」「運営業務を効率化したい」という方は、ぜひ資料ダウンロードをご活用ください。
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店舗受け取りサービスを導入したい方は、「BOPISガイド」もおすすめです。
BOPISとは|店舗受け取り型ECのメリット・実装ステップと運用課題
Air(エア)レジ
Air(エア)レジは、基本レジ機能を無料で使えるiPhoneまたはiPad用のPOSレジです。インターネット環境があればすぐに使用開始でき、初めてPOSレジを導入する場合にも気軽に始められます。
有料オプションによりセルフオーダー機能やハンディ機能、調理・配膳管理を行うキッチンモニター機能も利用でき、飲食店でのPOSレジ導入に適しています。幅広い決済方法に対応しているだけでなく、予約業務の自動化、シフト表の作成と勤怠管理など幅広い業務も行えるため、業務効率化を目指す事業主にも人気があります。
USEN(ユウセン)レジ
USEN(ユウセン)レジは、飲食店や美容室、小売店、治療院など、業種ごとに特化したラインナップが用意されているPOSレジです。
ターミナル型の飲食店向けPOSレジや券売機、セルフ精算機などハードウェアも充実しており、モバイルオーダー機能を利用することもできます。
POSレジ専任スタッフによる導入前操作トレーニングやオンラインでのアフターフォローを標準対応しているため、初めてのPOSレジ導入にも安心です。
POS+(ポスタス)
POS+(ポスタス)は、飲食店、小売店、美容サロン、クリニック、公共機関向けに専用機能が用意されたPOSレジを提供しています。2026年度のデジタル化・AI導入補助金の対象ツールとなっており、補助金を活用したPOSレジ導入を検討している事業主にもおすすめです。
小売店や飲食店向けのPOSレジやセルフレジ、スマホレジのほかに、美容サロン向けの予約管理機能や電子カルテ機能もあり、業界特有のニーズに合った専用機能を設けています。初期設定支援や操作トレーニング、365日対応のコールセンターなどサポートも充実しています。
現在はさまざまなPOSレジサービスが提供されており、飲食店や小売店、アパレル、EC事業者向けなど、それぞれ得意分野が異なります。
また、クラウド型POSレジの多くは、会計ソフトや予約システム、ECプラットフォームとの連携にも対応しています。
各サービスの特徴や料金、サポート体制、拡張性を比較し、自社の業種や業務フローに最適なPOSレジを選ぶことが重要です。
店舗運営の効率化だけでなく、データを活用した売上改善にもつながります。
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POSと連携しやすいEC基盤については、「ECプラットフォームガイド」も参考にしてください。
ECプラットフォームとは|種類・選び方・主要サービスを徹底解説
POSレジ導入に活用できる補助金・助成金
POSレジ導入に活用できる補助金や助成金があります。利用条件はそれぞれ異なるため、自社の業種や事業規模と合っているかを確認しましょう。
- デジタル化・AI導入補助金
- 中小企業省力化投資補助金
- ものづくり補助金
- 働き方改革推進支援助成金
- 業務改善助成金
- 小規模事業者持続化補助金
- インバウンド対応力強化補助金
- その他、各自治体による補助金・助成金
デジタル化・AI導入補助金
デジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)は、中小企業や小規模事業者等を対象にした補助金です。
労働生産性向上を目的としたITツールの導入を支援するもので、POSソフトウェアやハードウェア、サービス料金が対象となります。
POSレジ導入時にこの補助金を使うには、公式ページに公開されている採択を受けているツールを使用する必要があるため、導入したいPOSレジが対象かどうかを調べておきましょう。
中小企業省力化投資補助金
中小企業省力化投資補助金とは、中小企業を対象とした補助金で、売り上げ拡大や生産性向上を後押しするための支援です。以下の2つの類型から申請ができる仕組みとなっています。
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カタログ注文型:付加価値額向上や生産性向上に効果的とされる汎用製品をカタログから選択肢導入する仕組みで、最大1500万円までの補助が受けられます。
- 一般型:自社の必要性に応じて設備やシステムを導入できる仕組みです。オーダーメイド性があることから、最大補助金額はカタログ注文型より高く、1億円までとなっています。
ものづくり補助金
ものづくり補助金は、中小企業や小規模事業者を対象に、生産性向上や賃上げのための設備投資等を支援する補助金です。
新製品・新サービスの開発投資を支援する製品・サービス高付加価値化枠と、海外事業展開を支援するグローバル枠の2種類があり、申請は電子申請システムより行います。
補助上限額や補助率は応募する枠や従業員数により異なります。近年の採択率は30~35%程度で推移しています。
働き方改革推進支援助成金
働き方改革推進支援助成金は、時間労働短縮や年休促進への取り組みに対して受けられる助成金です。
対象者は中小企業で、各都道府県労働局の雇用環境・均等部に申請を行う形となっています。上限額は成果目標や賃金の引上げ人数等により変化します。
労働生産性向上のためのPOSシステム導入も助成金対象となるため、詳細を確認し申請を検討してみて下さい。
POSレジの導入には、国や自治体が実施する補助金・助成金制度を利用できる場合があります。
対象となる制度や補助率、申請条件は年度によって変更されるため、最新情報を確認することが大切です。
補助金を活用することで初期費用を抑えながら、高機能なPOSレジを導入できる可能性があります。
ただし、申請期限や対象製品などの条件もあるため、導入スケジュールと合わせて早めに準備を進めることが重要です。
高機能なPOSレジを導入したいという方は、ぜひ資料ダウンロードをご活用ください。
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店舗・ECの在庫を一元管理する方法については、「EC在庫管理ガイド」も役立ちます。
EC在庫管理の完全ガイド|基本フロー・課題・システム連携とKPI設計を徹底解説
業務改善助成金
業務改善助成金は、最低賃金の引き上げとそれに伴う設備投資等を対象にした、厚生労働省による助成金です。
対象事業者は中小企業で、助成金額は賃金の引き上げ額や引き上げ労働者数等により決定します。
設備投資等は助成金の交付が行われてから行う形となっており、過去にさかのぼって申請することはできません。
業務改善や生産性向上が見込めると判断される場合は、POSレジ導入も助成金の対象となる可能性があります。
小規模事業者持続化補助金
小規模事業者持続化補助金は、持続的経営に向けた経営計画を作成し、販路開拓等の取り組みを行う小規模事業者が対象です。
機械設置等費や広告費、ウェブサイト関連費などが対象で、事業主が対象となるのは以下の2つです。
- 一般型:通常枠、インボイス特例、賃金引上げ特例、災害支援枠の4つに分類されます。
- 創業型:認定市区町村による特定創業支援等事業の支援を受けた小規模事業者が対象です。
インバウンド対応力強化補助金
インバウンド対応力強化補助金とは、東京都および東京観光財団による補助金で、訪都外国人旅行者の利便性や快適性向上を目指す宿泊施設や飲食店、小売店、体験型コンテンツ提供施設が対象となります。
多言語対応やキャッシュレス決済機器導入が補助対象事業に含まれているため、POSレジ導入の際に補助を受けられる可能性があります。
補助率は施設当たり対象経費の2分の1(多言語対応に係る事業は3分の2以内)、補助限度額は施設当たり300万円となっています。
その他、各自治体による補助金・助成金
県や市、区など各自治体により、独自の補助金・助成金制度が設けられていることがあります。
支援内容によってはPOSレジ導入の際に活用できる可能性があり、事業を行っている各自治体のホームページや地域の商工会議所の情報を確認することをおすすめします。
POSレジの導入には、国や自治体が実施する補助金・助成金制度を利用できる場合があります。
対象となる制度や補助率、申請条件は年度によって変更されるため、最新情報を確認することが大切です。
補助金を活用することで初期費用を抑えながら、高機能なPOSレジを導入できる可能性があります。
ただし、申請期限や対象製品などの条件もあるため、導入スケジュールと合わせて早めに準備を進めることが重要です。
高機能なPOSレジを導入したいという方は、ぜひ資料ダウンロードをご活用ください。
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店舗とECの受注をまとめて管理するなら、「OMSガイド」もご覧ください。
OMSとは|受発注管理システムの機能・種類・選び方とEC連携の全体像
POSレジを導入する際の注意点
社員教育の時間や費用を考慮する
POSレジ導入時の社員教育やトレーニングに必要となる時間や費用を考慮することが重要です。
わかりやすくシンプルなUIを採用している場合でも、POSレジそのものに慣れるための期間が必要となります。
特に、導入予定のPOSレジに多くの機能が含まれている場合にはインターフェイスや操作が複雑になる可能性があるため、導入から実用までに時間がかかることを考慮することが重要です。
トレーニングはマニュアルなどを見ながら自社で行うことも可能ですが、場合によってはPOSレジを購入した企業からトレーニングを受けることも検討しましょう。
トレーニングは、POSレジ導入費用に含まれている場合もあれば、オプションとして追加費用が必要となることもありますので、事前に確認をしておくと安心です。
メンテナンスや保守、サポートの内容や費用を考慮する
POSレジ導入前には、メンテナンスや保守、サポートの内容とかかる費用を確認します。
ターミナル型の場合は本体故障の際の修理対応やデータ復旧、パソコン型やモバイル型の場合はソフトウェアのアップデートやアップロード時のトラブル対応等が考えられます。
これらのサポートはスタッフが店舗まで足を運んでくれるのか、電話やメールでの対応かといった点にも注意が必要です。
対応内容や対応時間などの詳細だけでなく、料金が発生するか、発生する場合はどのような内容が該当するかを問い合わせます。
安定したネットワーク環境を整える
POSレジはデータを同期する際にインターネットに接続するため、安定したネットワーク環境の確保が欠かせません。
特にモバイル型POSレジの場合、WiFi接続を行いますが、ルーターからの距離が遠い、他の機器との電波干渉が起こる等、通信が不安定になることがあります。
ショッピングセンター内の店舗や近隣施設の多い店舗でも同様に接続が不安定になる可能性があります。
さらに、繁忙時間帯は会計処理が集中する傾向にあり、十分な速度が確保できないと業務に支障を来します。
ピーク時に安定した通信速度を確保できるかをプロバイダに確認するとともに、POSレジ周辺に電波干渉を起こす機器はないか、Wi-Fiルーターからの距離は適切かをチェックしておきましょう。
POSレジは導入すること自体が目的ではなく、業務改善や売上向上につなげることが重要です。
そのため、現在の業務フローを整理せずに導入すると、現場で使いこなせなかったり、既存システムとの連携がうまくいかなかったりするケースもあります。
また、スタッフ教育や運用ルールの整備も、導入効果を最大化するためには欠かせません。
自社の運営体制や将来的な事業拡大まで考慮したうえで、最適なPOSレジを選択しましょう。
最適なPOSレジを選択したい方は、ぜひ資料ダウンロードをご活用ください。
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ECと店舗を連携した販売を始める方は、「ECサイト構築ガイド」も参考になります。
ECサイト構築の完全ガイド|費用相場・構築方法・成功のポイントを徹底解説
まとめ
POSレジとは、商品販売時の履歴や情報を登録・集計し、データを分析できるレジシステムのことです。
レジとしての会計機能やキャッシュレス決済機能、売上管理のほかに、情報を扱える特徴からオーダーエントリーシステムや顧客管理、従業員管理といったIT機能を利用することもできるため、POSレジを導入することで業務効率化が実現可能となります。
POSレジには主にターミナル型、パソコン型、モバイル型の3種類があり、特に近年ではタブレットやスマートフォンにアプリやソフトを導入する中小企業向けPOSシステムも人気を集めています。
POSレジを導入する際は、必要な機能が揃っているか、操作性は良いか、アプリやソフトとの連携ができるかを確認します。
さらに、初期費用やランニングコストが適切であるかを判断するために、さまざなまPOSレジを比較することも重要です。万が一トラブルが起こった時にもすぐに対応ができるよう、カスタマサポートの内容や対応時間も事前に調べておきましょう。
POSレジは、売上管理や在庫管理を効率化するだけでなく、顧客データや販売データを活用した経営改善にも役立つ重要なシステムです。
特にECサイトを運営している場合は、実店舗とECの在庫や注文情報を一元管理することで、業務効率の向上と顧客体験の改善を同時に実現できます。
Shopifyは、Shopify POSを通じてオンラインストアと実店舗をシームレスに連携できるため、商品・在庫・顧客・注文情報を一元管理し、オムニチャネル戦略を強力にサポートします。
さらにShopify Plusでは、複数店舗の管理やBtoB販売、ERP・WMSとのAPI連携、高度な自動化機能にも対応し、企業規模に応じた柔軟な運営が可能です。
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POS導入による業務改善については、「EC業務効率化ガイド」もあわせてご覧ください。
EC業務効率化の完全ガイド|在庫・受注・物流・CSの4領域で進める自動化と人手不足対策
POSレジに関するよくある質問
POSレジの価格相場は?
POSレジの価格相場は、導入するPOSレジの種類により異なります。
- ターミナル型:初期費用相場は50〜100万円程度、月額費用:1万円程度〜
- パソコン型:初期費用相場は20〜50万円程度、月額費用は5千〜3万円程度
- モバイル型:初期費用相場は20〜30万円程度、月額費用は5千〜2万円程度
POSレジ導入に使える補助金は?
- デジタル化・AI導入補助金
- 中小企業省力化投資補助金
- ものづくり補助金
- 働き方改革推進支援助成金
- 業務改善助成金
- 小規模事業者持続化補助金
- インバウンド対応力強化補助金
- その他、各自治体による補助金・助成金
POSレジを導入する際の注意点は?
- 社員教育の時間や費用を考慮する
- メンテナンスや保守、サポートの内容や費用を考慮する
- 安定したネットワーク環境を整える
POSレジについては、「無料で使えるサービスはあるのか」「ECサイトと連携できるか」「個人経営の店舗でも導入すべきか」といった質問が多く寄せられます。
また、初期費用や月額料金、補助金の利用可否、キャッシュレス決済への対応状況なども比較検討のポイントになります。
導入後に後悔しないためにも、よくある疑問を解消し、自社の業態や店舗規模に適したPOSレジを選ぶことが大切です。
「POSレジとECサイトを連携したい」「実店舗とオンラインストアを一元管理したい」「Shopify POSについて詳しく知りたい」という方は、ぜひ資料ダウンロードをご活用ください。
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文:Masumi Murakami




