今日からShopify で販売を開始しよう

Shopifyを無料で試して、ビジネスの開始、運営、成長の為に必要なすべてのツールとサービスを体験しましょう。

ノートパソコンで小規模ビジネス向けローンの申し込みを行っている女性。

Zoomウェビナーとミーティングの違いとは? 使い方、成功のコツ、メリットについて解説

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響により、リモートワークやリモート会議が急速に普及しました。リモートでコミュニケーションするためのツールとしてZoomが広く活用されています。特にオンラインセミナーやオンライン授業でZoomを利用する「Zoomウェビナー」というものが多く開催されています。

今回は、そんなZoomウェビナーについて、特徴や料金、機能、使い方や設定方法などをご紹介します。

Zoomのウェビナーとは? 

Zoomウェビナーとは、50人以上の人が視聴するようなオンラインセミナーなどに活用できるサービスです。参加者は最大5万人まで拡張可能です。Zoomミーティングのように、1対1の会話は想定しておらず、参加者はミュート状態の視聴専用モードで参加します。

ホストとパネリストに限り、音声をミュート解除できます。ウェビナーの参加者同士の対話はできませんが、交流を深めるためのオプションを設定することも可能です。 

ここからは、Zoomウェビナーの概要として、特徴や料金をご紹介します。

Zoomウェビナーの特徴

Zoomウェビナーには主に4つの特徴があります。

  • 専用の機材を準備する必要がない
  • オンデマンド視聴が可能で、セミナーを使い回せる
  • Q&A機能がある
  • FacebookやYouTubeでライブ配信できる

それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。

専用の機材を準備しなくても開催できる

まず、Zoomウェビナーは、PCやスマホ、タブレットなどを使って利用できるため、端末を既に所持していれば、マイクやカメラなどの機材を購入せずに利用できます。 

ただし、内臓カメラやマイクの質が悪い場合、円滑にセミナーを進行できない可能性もあります。そのため、映像や音声にこだわりたい場合やカメラの画質やマイクの集音性能が悪い場合は外付けのカメラやマイクを購入することをおすすめします。

オンデマンド視聴が可能で、セミナーを使い回せる

次に、Zoomウェビナーにはオンデマンド視聴機能が搭載されています。この機能により、開催したセミナーを録画しておけば、生配信でセミナーに参加できなかった人も後日同じセミナーを視聴できます。オンデマンド視聴をしたい場合、視聴者は氏名やメールアドレスなどの基本情報を入力するだけで済むため、気軽に視聴できる点もZoomウェビナーのオンデマンド視聴機能の特徴です。

Q&A機能がある

次に、Q&A機能があることもZoomウェビナーの特徴です。Q&A機能を活用することで、視聴者は不明点がある場合に随時ホストにテキストで質問できるため、対話形式の様なセミナーを開催できます。テキスト送信は匿名でも可能なため、気軽に質問しやすい環境を作れます。

FacebookやYouTubeでライブ配信できる

最後に、ZoomウェビナーはFacebookやYouTubeで同時にライブ配信できます。YouTubeでのライブストリーミング配信は自動保存されるため、後日セミナーをそのままYouTubeに投稿することも可能です。

このように、Zoomウェビナーには主催者も視聴者も利用しやすい特徴が多数あります。

Zoomウェビナーの料金

Zoomウェビナーを利用するためには、Zoomミーティングの有料プランを契約してから、Zoomウェビナー機能を追加する必要があります。Zoomミーティングは、無料プランと有料プランがあり、有料プランはプロプラン、ビジネスプラン、エンタープライズプランの3種類があります。

プロプランは、ホストを5人〜9人まで設定できるプランです。セミナーに参加できる人数は最大100人までで、録画や無制限通話、請求書支払い、メールサポートなどの機能を利用できます。1つのIDあたりの年額料金は20,000円です。

ビジネスプランの契約可能ID数は10〜49と、企業向けのプランです。セミナーに参加できる人数は最大300人で、プロプランの機能に加えて個社向けサポートプラン以外の全ての機能を利用できます。1つのIDあたりの年額料金は26,900円です。

エンタープライズプランの契約可能IDは50以上と、大企業向けのプランです。セミナーに参加できる人数は最大500人で、Zoomウェビナーの機能を全て利用できます。1つのIDあたりの年額料金は32,300円です。

Zoomウェビナーを開催するためには、上記有料プランへ加入した後にライセンスを追加購入する必要があります。以下、ウェビナーに参加する人数の規模にあわせて6つのプランが用意されています。

  • 500名まで 92,800円/年
  • 1,000名まで 457,000円/年
  • 3,000名まで 1,330,600円/年
  • 5,000名まで 3,346,600円/年
  • 10,000名まで 8,722,600円/年

セミナーの目的や規模に適したプランを選択しましょう。

※料金はすべて2022年6月15日現在の価格です。

Zoomミーティングとの違い

Zoomミーティングとの違い

Zoomウェビナーに似たZoomのサービスであるZoomミーティング。Zoomを利用したことがある方の多くはZoomミーティングを利用しています。では、ZoomウェビナーはZoomミーティングとどのような違いがあるのでしょうか。 

Zoomミーティングはオンライン会議ツールですが、Zoomウェビナーとの大きな違いは視聴者がマイクやカメラ、画像を共有できるか否かという点です。Zoomミーティングでは、視聴者とホストがマイクやカメラ、画像を共有できます。これにより、視聴者も会議に顔を出して参加、音声で発言ができます。しかし、Zoomウェビナーは視聴者がマイクやカメラ、画像を共有することはできません。そのため、視聴者の顔出しや音声での発言などができず、ホストが一方的に発言する形になります。

ただし、前述のとおりZoomウェビナーにはZoomミーティングにはないQ&A機能があります。視聴者はチャットで質問できるため、Zoomウェビナーでもホストと視聴者がコミュニケーションをとることは可能です。

このように機能が異なるため、Zoomミーティングはオンライン会議、Zoomウェビナーは1対複数人でのセミナーの利用に適しています。

参加者の役割の違い

Zoomウェビナーは、参加者がホスト、パネリスト、視聴者に分けられます。それぞれの役割の違いを見ていきましょう。

まず、ホストとは主催者を指します。ウェビナーの作成や細かい調節などを自由に操作でき、質問以外の全ての機能を利用できます。

次にパネリストとは、ホストから許可を得た人であり、講演者や運営関係者を指します。ウェビナーの作成や開始と終了、質問以外の機能を利用できます。

最後に視聴者とは、その名の通りZoomウェビナーで開催しているセミナーを視聴している人を指します。カメラやマイクの操作、画面共有機能などは利用できず、質問とチャット機能のみ利用できます。このように、Zoomウェビナーの参加者は3タイプに分けられ、それぞれで利用できる機能が異なります。

Zoomウェビナーの代表的な機能

Zoomウェビナーの代表的な機能

Zoomウェビナーにはさまざまな機能が搭載されていますが、その中でも利用される機会が多い代表的な機能は画面共有機能、Q&A機能、投票機能、レポート作成機能の4種類です。

ここからは、それぞれの機能の概要について詳しく解説します。

画面共有

画面共有機能は、ホストとパネリストが操作できる機能です。ホストかパネリストが画面共有機能を利用すると、ホストと視聴者が画面を共有できるようになります。

画面共有機能を活用することで、パワーポイントなどの資料を視聴者に見せながらセミナーを進行できます。また、共有画面はホストがテキストの追加や手書きができ、視聴者の理解度を深められます。

Q&A機能

Q&A機能とは、視聴者がホストにチャットで質問できる機能です。視聴者は画面下部にある「Q&A」をクリックしてチャットで質問を入力すると、リアルタイムで質問できます。ホスト側は質問が届くと画面に通知がきます。質問に対して音声またはテキストで回答できます。

音声とテキストの使い分けとしては、質問者数が多い場合は音声、少ない場合はテキストで回答すると、効率良くセミナーを進行できます。なお、Q&A機能はライブ配信のみ利用できる機能で、オンデマンド視聴においては利用できません。

投票機能

投票機能は、視聴者にアンケートをとれる機能です。アンケートはセミナー開始前や開始後、セミナー中など好きなタイミングで作成でき、一度に複数のアンケートを取ることもできます。 

投票機能は、ホスト側は画面下部の「投票」をクリックして質問を作成するだけで簡単に行えます。視聴者が投票すると投票結果が画面に表示され、「投票の共有」をクリックすると投票結果を保存することもできます。

視聴者側は、ホストが質問を作成すると投票画面が表示されるため、回答を選択して「送信」をクリックします。投票が終了すると、視聴者に投票結果が表示されます。 

投票機能もライブ配信のみ利用できる機能で、オンデマンド視聴で視聴者が投票することはできません。

レポート作成

レポート作成機能とは、ホストやパネリストがセミナーの情報をレポーティングしてCSVでダウンロードできる機能です。参加者リストやアンケート結果、届いた質問、入退室の情報などを細かく分析しておくことで、セミナー後のマーケティングや次回への改善点を明確化できます。

Zoomウェビナーの利用シーン

Zoomウェビナーの利用シーン

Zoomウェビナーは、大人数向けのオンラインセミナーで活用できます。ここからは、社外向け利用シーン、社内向け利用シーンに分けて、活用方法を詳しくご紹介します。

まず、社外向けの利用シーンでは商品説明会やオンラインセミナー、採用説明会、遠隔地への講義などに活用できます。Zoomウェビナーは、大人数の同時接続が可能で、Q&A機能やチャット機能によって大人数が参加しているオンライン上でもコミュニケーションを取りやすい環境が整っています。

また、ZoomウェビナーはFacebookや YouTubeで同時配信が可能です。そのため、より多くの視聴者を集めたい場合やZoomを利用していない人でも参加でき、社外向けのオンラインセミナーなどで活用可能です。

次に、社内向けの利用シーンとしては研修や入社式、全社総会などで利用できます。

Zoomミーティングは視聴者の顔が表示されるため、多くの社員が参加する研修や入社式、全社総会には適していません。しかし、Zoomウェビナーであれば視聴者は顔出しせずに参加し、メインとなる社員のみが顔出しで参加するような形式で開催できます。

このように、Zoomウェビナーならではの特徴を活用することで、社内外問わずさまざまなシーンで活用できます。 

Zoomウェビナーの使い方・設定方法

ここまでご紹介した通り、Zoomウェビナーは、大人数で利用するオンラインセミナーなど、Zoomミーティングには適していないシーンで利用できます。ここからは、Zoomウェビナーを使いこなすために、Zoomウェビナーの基本的な操作方法とカスタマイズする方法をご紹介します。

基本的な操作方法

まずは、基本的な操作方法としてZoomウェビナーの開催方法と参加方法をご紹介します。

Zoomウェビナーを開催する手順は以下の通りです。

Zoom ウェブポータルにサインイン

②[ウェビナー] をクリック

③ウェビナーを検索し「開始」を押下

Zoom ウェブポータル画面

または、下記方法でも開催が可能です。

①Zoom デスクトップ クライアントを立ち上げ、[ミーティング] タブを押下

② ウェビナーを検索し「開始」を押下

Zoom デスクトップ画面

なお、カレンダーにウェビナーを追加している場合、リマインダーに表示されるリンクをクリックする方法でも開始が可能です。

次に、視聴者として参加する方法は、ホストから送られてきたURLをクリックするだけで完了です。なお、ウェビナーによっては参加時に氏名やメールアドレスの入力が必要な場合もあります。この場合は、表示される画面に従って氏名やメールアドレスを入力すると参加できます。

カスタマイズする方法

ウェビナーをスケジューリングすると、ウェビナー登録ページは自動的に初期設定のシンプルな構図になっています。しかし、ウェビナー登録ページは自由にカスタマイズでき、必要な項目や質問を追加できます。

ウェビナー登録ページをカスタマイズする手順は以下の通りです。

①マイウェビナーにログインし、カスタマイズしたいウェビナーを選択する

②ウェビナーページを開き、画面下部の「招待状」タブをクリックして開く

③「登録設定」の右側にある「編集」をクリックする

③「質問」タブをクリックし、登録フォームに必要な項目を選択して必須項目にする場合はチェックを入れる

④オリジナルの質問を追加したい場合は、「カスタムの質問」タブをクリックしてオリジナルの質問を作成して完了

なお、「ブランディング」タブから登録ページに企業ロゴやメインバナーを設定したり、講演者情報を追加することも可能です。「ブランディング」タブから設定した企業ロゴは招待状にも追加ができます。

このように、Zoomウェビナーはウェビナー登録ページを自由にカスタマイズできるため、必要事項を追加してセミナー後のレポート作成などに役立てましょう。

まとめ

社内外のオンラインセミナーなどに活用できるZoomのサービス「Zoomウェビナー」。Zoomミーティングにはない独自の機能で、Zoomミーティングでは難しいオンラインセミナーなども簡単に開催できます。

コロナ禍でオンライン上でのやり取りが増えている今、オンラインセミナーを開催する場合はZoomウェビナーの基本的な操作方法を覚えて活用しましょう。

また、コロナ禍で需要が急増しているサービスはZoomだけではありません。店舗に行かずに非接触で商品を購入できることからネットショップの需要も急増しています。ネットショップはインターネット環境があればいつでも開設できるため、コロナ禍で実店舗の売り上げが落ち込んでいる販売店は、ネットショップの立ち上げを検討してみましょう。 

ネットショップを開設する際は190カ国で利用されており、豊富な実績と高い信頼度を誇る「Shopify」をご利用ください。「Shopify」は、ネットショップ開設から運営、成長までのコマースが全て揃ったプラットフォームで、初めて起業する方でも簡単に始められます。

まずは無料お試し体験で、実際に「Shopify」でネットショップを開設してみましょう。

よくある質問

Zoomウェビナーの利用料は?

1IDあたり年額20,000円(税抜)〜利用できます。

Zoomウェビナーを利用するために必要な機材は?

カメラやマイクが内蔵されている端末のみで、専用機材は必要ありません。

Zoomアプリをダウンロードしていなくても参加できる?

はい、Zoomアプリがなくてもインターネット環境があればZoomウェビナーに参加できます。ただし、開催する場合はZoomのアカウント登録が必要です。

ウェビナーを録画できる?

はい、スケジューリングの時点で設定しておけば録画でき、録画したウェビナーはオンデマンド配信も可能です。

ネットショップを開設しよう!

Shopify無料トライアルはこちら

トピック: