インスタ(インスタグラム、Instagram)アカウントを立ち上げた後、多くの人は最初の投稿はどうしようとか、誰をフォローしようかなどに気を取られて、プロフィールの作成に力を入れないことがよくあります。
プロフィールは見過ごされがちですが、アカウントへの訪問者に対して、皆さまやブランドの第一印象を決定づけます。そしてプロフィールに訪れたユーザーをフォロワーへと変え、さらにはそのフォロワーを顧客へと変えていく重要な場所です。
フォロワーを増やすにせよ、インスタ(インスタグラム、Instagram)を通してストアの売上を伸ばすにせよ、プロフィールは一番最初にしっかり考えておくべきセクションです!
ここでは、主にビジネス向きのプロフィールの書き方を紹介しますが、個人用アカウントでも基本は一緒です。Instagramのマーケティング活動を最大限発揮するために、プロフィールをどのように最適化できるかを見ていきましょう。
そもそもインスタ(インスタグラム、Instagram)のプロフィールとは何か?
インスタ(インスタグラム、Instagram)のプロフィールとは、ユーザーネームの下に記載される、自己紹介もしくは会社紹介のための簡単な要約文のことを指します。プロフィールには、150文字以内の短い説明文の他、連絡先、絵文字などを記載することができます。
また、プロフィールには外部リンク、ハッシュタグ、ハンドル名をカスタマイズしたユーザーネーム(@ユーザー)を記載することができます。Instagramに訪れたユーザーはまずプロフィールをチェックしてから、アカウントをフォローするかどうかを判断します。そのため、その一言一句が非常に重要であることをしっかりと覚えておきましょう。
インスタ プロフィールが果たすべき役割
プロフィールに書く内容を検討している時は、スペースが足りないと感じるかもしれません。優れたプロフィールは、以下の内容をしっかりと抑えています。
- プロフィール設定で変更可能な、ビジネスの主要情報(ブランド名や業種等)を紹介している
- ユーザーが問い合わせることができる連絡先を提供している
- ブランドのウェブサイトやSNSの投稿のスタイルに見合った自己紹介をしている
- なぜあなたのブランドがターゲットオーディエンスにとって有益であるかを理解してもらうために、ユニークな販売提案をしている
- コンテンツのシェアや視聴、イベントへの登録、ネットショップへ移動して商品を購入するなど、ビジターに対して効果的な行動を誘引している
- 簡潔に読みやすい
幸いインスタ(インスタグラム、Instagram)にはプロフィールと共に利用できる多くの機能が備わっています。そのため、上記の内容をカバーしながら、ユーザーがビジネスや商品のことを素早く把握でき、その後の彼らの行動を誘引できるようなプロフィール作成をすることが可能になります。ここで紹介するアイデアの数々は、インスタグラムから収入を得る方法を理解することに加えて、効果的にオーディエンスを増やすことができる究極のプロフィールを作成することに大いに役立つでしょう。
インスタのプロフィールを構成する7つの要素
まずはInstagramプロフィールを構成する7つの要素を見ていきましょう。
1. プロフィール写真
プロフィール写真はプロフィールの中で最初に目が行く場所です。そのため、以下のような画像を使うように心がけてください。
- わかりやすく高画質
- ブランドの本質を捉えている
- ブランドが運営するその他のSNSと一貫性のある画像
通常、プロフィール写真にはビジネスロゴを使うのが最適です。プロフィール写真の最小サイズは110 x 110ピクセルなので、画像サイズを200 x 200ピクセル以下に抑えれば、プロフィール画面で画像がぼやけたり引き伸ばされて見えたりすることはありません。
インスタ アイコンの変え方について詳しく解説しています。
2. ユーザーネームと名前
ユーザーネームはプロフィールの中で最も重要な要素の一つです。メイン画面のトップに掲載されますし、ユーザーによるブランドの検索結果を左右するものでもあります。そのため、可能であればビジネス名を使用することをお勧めします。もし同じ名前がすでに使用されているようであれば、ユーザーネームの出だし部分にビジネス名を組み込むといいでしょう。そうすることで、ビジネスの名称が検索された時に検索結果に表示されやすくなります。
3. 「自己紹介」欄
プロフィールの主要部分を占める「自己紹介」欄では、150文字以内で会社紹介をする他、顧客に対して行動を喚起することを試みることができます。
4. クリック可能なURL
Instagramにクリック可能なURLリンクを貼ることはプロフィールの「ウェブサイト」欄以外では許可されていません。ウェブサイトなどのアクセスして欲しい場所へとビジターを誘導するためには、ここにリンクを追加しましょう。
5. ビジネスカテゴリ
メイン画面のビジネス名の下に表示される「カテゴリ」は、アカウントがリンクされているFacebookページで選んだ業態によって作成されます。ビジネスの業態を表示することにより、ビジターはあなたがどんな商品を提供しているのかをより良く、またより素早く把握することができるようになります。
6. CTA(Call-to-action/行動喚起)ボタン
ビジネスアカウントで使用できるCTAボタンはプロフィールの中で大きな役割を果たす機能です。プロフィールを訪れた人たちがあなたのビジネスへ簡単にアクセスできるように、業態によっていくつかのアクションボタンを追加することが可能です。例えば以下のようなボタンを追加することができます。
- メール:会社宛にメールを送信
- アクセス:実店舗へのアクセス案内を表示
- 電話番号:電話での問い合わせ
- アポイントメント:アポを予約
- 予約:レストラン予約
- チケット予約:イベントのチケット購入
7. ストーリーズハイライト
「ストーリーズハイライト」とは、プロフィール上にクリック可能なサムネイルとして表示されるグループ化されたストーリーズのことです。投稿したそれぞれのストーリーズは、プロフィール上に表示される「ハイライト」に保存することができます。ストーリーズをアーカイブに保存し、将来的にハイライトの中に追加することも可能です。
ハイライトは以下の二つのパートから構成されています:
- ハイライトタイトル:それぞれのストーリーとサムネイル ハイライトの名称
- ハイライトカバー写真:サムネイルに表示されているストーリーのテーマを示すカスタムアイコンもしくは画像
素敵なプロフィールの作成方法のコツ
プロフィールには文字数制限があるため、プロフィールの最適化を始める前にまず優先しなければならない項目がいくつかあります。
1. ビジターに自己紹介および自己アピールをする
自己紹介欄で大事なことは、どのような表現方法であれ、ビジネスが「誰向けに何を提供しているか」ということをしっかりと説明することです。
新規ユーザーがあなたのページを訪れた時には、彼らが関心を持ち続けてくれるようにいち早く情報を伝える必要があります。ほとんどのSNSと同じように、ユーザーの関心はそう長くは続きません。簡潔な宣伝文句を用い、言いたいことを手早く伝えるようにしましょう。
大切なのはシンプルではっきりとした言い回しで自己紹介をすることです。例としてKnix社のプロフィールを見てみましょう。
自己紹介文は文字だけでなく、以下のような工夫を凝らすことができます。
- Fancy Text Generatorでフォントをカスタマイズする(自己紹介欄へテキストをコピーペーストするだけ)
- 「☕️」などの楽しい絵文字を使って個性を出す
- クリック可能なウェブサイトリンクなど、プロフィールの特定部分を示す「↴」や「👇」などの記号や絵文字を活用する
2. ハッシュタグを使って、ブランドのハッシュタグや関連アカウントの宣伝をする
ブランドの情報を知るためにビジターがクリックできるのは、実はプロフィール内のリンクだけではありません。関心のあるユーザーを、投稿したコンテンツやユーザーによるコンテンツのフィード画面へと誘導するには、ブランドのハッシュタグを使用することができます。他のハッシュタグと同じように、プロフィールに入力すればいいだけです。
例えばPura Vida Bracelets社は、プロフィール欄にクリック可能なタグのブランドハッシュタグ「#PuraVidaBracelets」を掲載しています。
ブランドのハッシュタグを紹介することを通して、顧客がブレスレットを実際に身につけた写真をシェアする際に、そのハッシュタグをキャプションに含めるよう積極的に促すことができます。ブランドのハッシュタグは検索することが可能なため、以下のような多くの利点があります。
- ブランド関連のコンテンツをシェアすることがより簡単になる
- 顧客が正しいハッシュタグを使うようにすることができる
- ブランドのハッシュタグをクリックすると、ブラントおよびユーザーが作成および投稿したコンテンツをすべて見ることができるため、ブランドにとってとても有利となる
これと同様に、異なるサイトへとビジターを誘導するために他のInstagramアカウントをタグすることも可能です。Instagramで姉妹ブランドや提携ブランドの別アカウントをお持ちの場合には、プロフィールにアカウント名を記載すれば(“@username”のように表示)、それがリンクとして表示されます。
プロフィールでタグを巧みに使用しているFashion Nova社を例に挙げてみましょう。彼らはメンズとプラスサイズの姉妹ブランド用に、別のInstagramアカウントを持っています。
これらのアカウントをプロフィールのメイン画面にタグすることで、ユーザーが求めている商品や投稿を見ることができる適切なアカウントへと誘導することができます。
3. CTAを含める
行動喚起(CTA)をプロフィールに組み入れることも効果的な手段です。CTAは何をしたら良いかを的確に指し示しているため、ユーザーが行動を起こす確率を顕著に高めてくれます。
プロフィールに組み込むことができるCTAは数多くあります(いつくかのCTAを同時に含めることも可能) 。そのため、ビジネスにとって最も効果的なものを吟味し、限られたスペースを有意義に使うようにしてください。
CTAを使う場合には、以下を参考にすることをお勧めします。
- 率直であること:「リンクをクリックして新作商品をチェックしましょう」
- シェアすることを促す:「#brandedhashtag をぜひつけて投稿してください」
- 制限時間付きセールの宣伝:「ブラックフライデー・セールを見る」
- 懸賞を実施する:「お気に入りのフレーバーをシェアしてキャンペーンに応募しよう!👇」
例えばLeesa社のプロフィールにはCTAが2つ表示されています。1つはコンテンツのシェアやタグをユーザーに促すもの、もう一つは商品をさらに知ってもらうためにウェブサイトリンクをクリックするよう促すものです。
どんなCTAを使用するにしても、便利な成功事例がいくつかあるので覚えておきましょう。
- 最優先したいCTAをプロフィールの最後に表示する。なぜならば、ほとんどのユーザーはまずあなたのことを把握できてから実際の行動に移すからです。また、CTAはウェブサイトリンクの近くに表示されるため一石二鳥です。
- 適宜明確な指示を出す。ユーザーにブランドのハッシュタグを使ってもらいたい時には、「#opensesameで開封体験をシェアしよう」と言ったようなクリックできるハッシュタグをキャプションに含めることをお勧めします。
- 単刀直入な表現を使う。CTAの文章にははっきりと伝わる動詞(始める、見る、タグする、など)を用い、必要のない表現は使わない。
さらに、シーズン毎のセール、懸賞、展示会、特別イベントなどを告知するために、プロフィール内容を修正することも可能です。期間限定セールやイベントの宣伝を優先するために、新しいCTAやリンクをいつでも入れ替えることができることを覚えておきましょう。
4. プロフィール内のリンクを活用する
ストーリーズのスワイプアップリンクやショッピング機能のように、Instagramにはサイトにアクセスを誘引するためのオプションがたくさんあります。その中でも、プロフィールのリンクはビジターをKickstarterキャンペーンやYouTube動画などのさまざまなページへと誘導できるためとても便利な機能です。
多くのブランドは、特別な宣伝を打ち出すまでの間は、ホームページへのリンクを初期設定として表示しています。例としてRT1home社のプロフィールを見てみましょう:
この他、以下のようなリンクを貼ることが可能です:
- インスタマーケティング活動の一環である新作商品の発売情報
- さまざまなリンクを宣伝するための、Linktreeなどのツールにより厳選されたリンクページ
- 講座や懸賞などへの登録ページ
- 最新記事や動画(コンテンツがビジネスの要旨を表現している場合)
- ミートアップや展示会などへのイベント登録ページ
- 新しいリンクを追加する場合には、プロフィールにCTAが組み込まれているかを確認してください。
他のインスタの機能と比べ、プロフィール内のリンクがどの程度の効果を上げているかを知りたい場合には、Bitlyのような短いURLにUTMパラメターを付けたものを使用するとクリック率を測定することができます。
どんなリンクを選ぶにしても、まず「ビジネスプロフィールやコンテンツで何を達成したいか」という目標を掲げておくことが大切です。プロフィールのリンクは何度でも変更することができますし、各投稿やストーリーでリンクインバイオをチェックするように促せば、その効果をより高めることができるでしょう。
5. アクションボタンを追加してユーザーのアクセスを促す
経験から言って、Instagramでブランドを見つけたユーザーは、ブランドに問い合わせを入れることが非常に多いように感じます。
ユーザーの中にはDMを送る人もいますが、問い合わせ手段がそれだけだと管理するのが難しいです。そのため、電話番号、メール、もしくは実店舗などへと、顧客をより管理しやすいルートへと誘導することが重要です。
Instagramに連絡先を入力すると、問い合わせ先をプロフィールではなく適切な“アクションボタン”へとシフトすることができます。アクションボタンはビジターが簡単に見つけることができるのでとても便利です。
アクションボタンは、「プロフィールを編集」で「連絡先オプション」をタップすると追加および編集することができます。
この連絡先オプション画面に、ユーザーがアクセスしやすい、以下のような連絡先や販売拠点を入力することができます:
- 電話番号(ユーザーが電話もしくはテキストできるように設定可能)
- メール(すぐにメールを送れるように宛先の入った、ユーザーの初期設定メールアプリを起動)
- 住所(地図アプリへと移動し、顧客のいる現在地からの位置関係を示す)
掲載された連絡先情報はユーザーによって実際に使用されるので、必ず対応できるサービス情報のみを入力するようしてください。カスタマーサポート専用の電話番号がないからと言って、個人的な電話番号を入力することはお勧めしません。
Instagramのモバイルアプリから見ると、これらの連絡先情報はクリック可能なアクションボタンとしてプロフィール画面に表示されます。
6. 商品紹介のためにInstagramのショッピング機能を有効にする
上記の例の中でショッピング用のアクションボタンがあることに気付いた方もいるかもしれません。
「ショップ」タブは、Instagramでショッピング設定をすると初期設定としてメイン画面に現れ、商品タグが付いた画像を表示し始めます。この機能はShopifyのネットショップ上で簡単に設定することが可能です。
「ショップ」タブは商品タグが付いたコンテンツのホーム画面で、投稿した商品をユーザーが購入することができる場所でもあります。商品画像をタップするとそれぞれの商品を詳しくチェックすることができ、より詳細な情報を得ることができます。さらにもう一度クリックすれば実際に購入可能なウェブサイトの商品ページへと移動することもできます。
まとまりのある「ショップ」画面を作成するために、商品がはっきりと写っている画像のみに商品タグを使うことをお勧めします。例として、Lucky Tackle Box社によるInstagramの「ショップ」タブを見てみましょう。
7. プロフィール画面にストーリーズのハイライトをまとめる
Instagramストーリーズは、Instagramマーケティングをする上で欠かすことのできない機能です。その中にある「ハイライト」機能を使うことで、ストーリーズをプロフィール画面により長時間表示しておくことが可能になります。「ハイライト」とは、それぞれのストーリーをタイトルの付いたハイライト画面に保存しまとめることができる機能です。
ハイライトはプロフィールのすぐ下に永久的に保存され、クリックするとその中に保存されたストーリーが次から次へと表示されます。例えばUnited By Blue社は、商品コレクション、環境活動、ネットショップ、ニュース、PR など、テーマ別に分けてまとめたストーリーをハイライトとして掲載しています。
ハイライト機能は、一日で失効してしまうストーリーをより長期間保存できることに加えて、ユーザーが最も良く目にするフィード画面の上に、ブランドのカラーを強く押し出すコンテンツを表示することを可能にしてくれます。
このように、ハイライト機能を使えば、ブランドが伝えたいストーリー性を管理できるようになります。またハイライトに直接保存するために、ストーリーを素早く作成することも可能です。
以下の通り、ハイライトの設定は非常に簡単です。
- プロフィールのメイン画面に行き、プロフィールの下にある「+新規」をタップする。
- ハイライトに追加したいアーカイブのストーリーをすべて選択する。特定のテーマまたは伝えたい物語に沿って選ぶようにする。
- ハイライトにタイトルを付ける。タイトルの制限はスペース込みで15文字まで。目立つように明確で独創的なタイトルにすると良い。
- 最後のステップとしてカバー画像を選択すると、ハイライトがプロフィール画面に表示される(ストーリーの画像自体をカバーとして使っても良い)。ハイライトをクリックし「ハイライトを編集」をタップすれば、新たなストーリーをいつでも追加することが可能。
ハイライトの整理の仕方はたくさんありますが、一般的には以下のようなテーマ別にまとめられていることが多く見受けられます。
- イベント情報あるいはイベント詳細
- ユーザーにより作成されたコンテンツ
- 商品のチュートリアル
- 「商品の製造方法」に関するコンテンツ
- 「商品の舞台裏」に関するコンテンツ
- 一押し商品あるいはベストセラー商品
- ニュースやアナウンス
8.「SNS限定」のプロモーションコードをシェアする
フォロワーにサイトで商品を購入してもらうためのインセンティブとして、プロフィールにクーポンコードを記載することをお勧めします。例えばNutriseed社はプロフィールの中で、フォロワーの初めての注文に対して10%の割引を提供しています。
割引やプロモーションコードの起用は、コンバージョンの成功例として良く知られている手段です。商品を買ってもらうためにユーザーをサイトに誘導するだけでなく、コンバージョンを正確にトラッキングしてくれます。Instagramプロフィール特有のプロモコードを使用することにより、何件の受注がInstagramから誘引されたかをしっかりと把握することができるようになります。
そこからデータをより深く掘り下げて、彼らがどんな商品を買っているかを調査し、その分析結果をInstagram戦略に役立ててください。特定の商品に人気が集まっているようであれば、ストーリーズの中でその商品に関するQ&A(質疑応答)セッションを実施することもお勧めです。また、各地のインフルエンサーと提携し、ブランドを宣伝するのもいいアイデアです。これらのデータから得る情報には、実に限りない可能性が潜んでいます。
9. IGTVを活用する
Instagramの拡張機能であるIGTVを使うと、一時間までの動画を制作することが可能になります(Instagramの標準動画投稿時間は60秒)。IGTVのストリーミングはライブ配信され、後にユーザーが視聴できるようにメイン画面に投稿されます。
Kylie Cosmetics社は、SNSのおかげで揺るぎない顧客基盤を築き上げてきました。このコスメブランドは頻繁にIGTVを使って、創設者カイリー・ジェンナーや外部のインフルエンサーによるメイクアップのチュートリアルを投稿しています。
商品のチュートリアルを配信することは単純な戦略だと感じるかもしれませんが、ブランドはIGTVのおかげでそのクリエイティブな領域を広げています。例えばBacardi社は、グラミー受賞アーティストとのミュージック動画制作のためにIGTVを活用しています。時にはフォロワーを監督として起用し、制作工程に参加してもらうこともあります。
本格的なミュージック動画でなくても、IGTVを使ったプロフィールの改善方法は無数にあります。その中でも特筆すべきは以下の通りです。
- 商品の素材調達方法や製造方法などを取り上げた舞台裏の映像をシェアする
- インフルエンサーと手を組んでIGTVのテイクオーバーをしてもらう
- 個人的に関わっているイベントを放映する
- 開封動画を録画し、プレミア商品用のパッケージを紹介する
- ライブ配信のQ&A(質疑応答)セッションを主催する
ブランドに最適なプロフィール作成
Instagramでフォロワーとの関係性を築き、彼らに向けて新しいコンテンツを投稿する際には、Shopifyがお勧めするInstagramのフォロワーの増やし方をぜひ参考にしてください。多くのユーザーは好奇心から、あるいはビジネスのアップデートを知るためにあなたのプロフィールをチェックするでしょう。
ここで紹介したInstagramプロフィールのアイデアを活用すれば、ビジターにインパクトのある第一印象を与えて関心を持ってもらうことができ、さらには彼らをフォロワーへと変換していくことが必ずできるようになるはずです。
原文:Ana Gotter 翻訳:クリンカース恵子